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/公開日:2022年12月27日
CXCMarkets(CXCマーケット)は、日本における知名度がまだ低い海外FX業者です。
アジア圏に本格的な進出を始めた2019年頃には、出金拒否の噂がSNS上で出回ったことで一時話題となりました。CXCMarketsは、ボーナスを実施していることもあり、悪質な出金拒否がある業者なのか見極めたい方は多いでしょう。
そこで本記事では、CXCMarketsで悪質な出金拒否はあるのか、また出金トラブルに関する詳しい内容をまとめました。
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※ボーナスは、10lotsポジション決済で1万円分、15lotsポジション決済で2万円の出金が可能。
この記事で分かること
- CXCマーケットは悪質な出金拒否はしていない
- CXCマーケットは過去にボーナス出金拒否トラブルがあったのは事実
- ボーナス出金拒否はルールの理解不足による規約違反が原因(独自ルールあり)
- CXCマーケットで「出金拒否」となる規約違反を確認
【結論】CXCMarkets(CXCマーケット)で悪質な出金拒否はない
先にお伝えすると「CXCMarkets(CXCマーケット)で悪質な出金拒否はない」というのが本記事の結論です。
CXCMarketsで悪質な出金拒否が行われた事実が確認できる様なSNSの投稿や、口コミは確認されていません。
とは言え、2019年にCXCMarketsがアジア圏へ進出を果たした当初は、出金トラブルや、新興ブローカーに多い不正行為で稼ごうとする悪質トレーダーが発生したことで実際に制裁として出金拒否は行っていたようです。
また、現在はCXCMarketsの出金ルールや取引条件が認知され、不正取引を行うユーザーが減ったことで、CXCMarketsの出金拒否の噂は見られなくなりました。
CXCMarkets(CXCマーケット)で過去に出金拒否トラブルがあったのは事実
CXCMarkets(CXCマーケット)で悪質な出金拒否はありません。
とは言え、過去に出金拒否に関わるトラブルがあったことは事実です。
悪質な出金拒否とは、正当な理由なくFX業者側が取引による利益もしくは、元手を含めた口座残高の全てが引き出せなくなる行為を指します。
CXCMarketsでは、正当な理由なく悪質な出金拒否を行った事実はなく、利用規約に違反しているユーザーに対する制裁として出金拒否を行ったというのが事実です。
CXCMarkets(CXCマーケット)の出金拒否理由は口座開設ボーナス?
現在CXC marketsの問い合わせで多いのが出金拒否に関する事ですね。
私も気になり先方に確認しましたが、出金拒否は事実のようですが、内容としてはボーナス分を出金申請した等の話のようですね。
ひとまず安心してます— くまのみFX (@KUMANOMI_FX) June 12, 2021
CXCMarkets(CXCマーケット)で噂となった出金拒否の真相は「口座開設ボーナスを悪用した・ボーナス規約に違反したユーザーを対象に出金拒否を行った」というものです。
ボーナスの仕様を把握していない方や、ボーナスを悪用して不正に利益を得ようとしたユーザーに対してCXCMarketsは出金拒否を行いました。
ただ、余りに出金拒否の対象となる人が多く、SNSでも話題となったという訳です。
口座開設ボーナスの規約の記載に問題
CXCMarketsで出金拒否の対象者が多く話題となったのは、アジア圏進出を果たした2019年に、期間限定で行われていた「2万円相当の口座開設ボーナス」が実施された時です。
2万円相当の高額な口座開設ボーナスには、いくつか細かなボーナスの利用規約があり、ルールの難しさと記載の分かりづらさから、規約違反をしてしまうユーザーが多く発生しました。
✓【終了済】CXCMarketsの2万円口座開設ボーナスの規約
- ボーナスの受け取り対象となるのはボーナス専用口座のみ
- ボーナス(クレジット)自体は出金不可
- ボーナスの有効期限はボーナス口座開設から1か月間
- 自動売買(EA)の使用禁止
- 利益を出金するには3ロット以上の取引が必要
- 利益の出金上限は3万円まで
- 利益を出金すると残りのボーナスは消滅
- 口座へ入金すると3万円を超える利益はクレジットに変換
- 口座へ未入金だと3万円を超える利益は消滅する
当時問題となったCXCMarketsの口座開設ボーナスの規約は上記の通りです。
ボーナス自体が出金できないこと、3万円以上の利益に関しては出金できず、入金を行うとクレジットと交換できるといった内容にあります。
ボーナス自体は高額であるものの、出金に関するルールが他社にない独自のものだったため、利益が出金できない=出金拒否されたと言うユーザーが多く発生してしまいました。
また、高額なボーナスを使って他社と両建てを行い、不正に利益を得ようとするユーザーも加わったことで、CXCMarketsは大量に不正ユーザー・規約違反者を出金拒否する必要が出てしまったことが「CXCMarketsで出金拒否の噂」の真実です。
CXCMarkets(CXCマーケット)の出金トラブルは現在確認されていない
CXCMarkets(CXCマーケット)では、出金拒否で話題となった口座開設ボーナスの実施を終了して以降、一切出金トラブルに関する話題がSNSで確認されることがなくなりました。
CXCよりギフト頂きました!
いつもありがとうございます昨年7月から今日までの1年間集計してみると、なんとグループ内メンバー累計で約7000万円の出金、且つ出金拒否0件(入金額非公開)
出金多すぎかと思いますが貢献はしてるかな。そう言えば最近EXNESSからは何もない#CXCMarkets pic.twitter.com/iplU69yGT6
— ビクル becool ⅼ ゴールドファン (@goscratchplayer) June 30, 2022
SNSでCXCMarketsについて調べると、出金拒否がある怪しい海外FX業者といった意見と、出金拒否もなく安全な海外FX業者だといった意見に分かれる理由は「口座開設ボーナスが終了して不正ユーザーがいなくなったから」とも考えらます。
実際に、CXCMarketsに対して否定的か投稿の多くは、口座開設ボーナスを実施していた2020年~2021年にかけてが多く、2022年以降は一切ありません。
CXCMarkets(CXCマーケット)で出金できない原因と違反行為を確認
CXCMarkets(CXCマーケット)で出金できない原因と違反行為
- (1)入金から最低10回以上の取引が必要
- (2)複数口座の両建て
- (3)裁定取引(アービトラージ)
- (4)自動売買等による超高頻度売買
- (5)レートエラー・接続遅延を狙った取引
- (6)ボーナスの不正取得・不正使用
- (7)ボーナスを出金しようとしている
CXCMarkets(CXCマーケット)では、悪質な出金拒否はありません。
ただし、他社と同様にCXCMarketsも利用規約に違反したユーザーに対しては、制裁として不正取得した利益の出金拒否を行う場合があります。
ここでは、CXCMarketsで出金できない・出金拒否される原因と違反行為をまとめました。
(1)入金から最低10回以上の取引が必要
CXCMarketsでは、入金を行ってから最低10回以上の取引を行わなければ出金できない独自の出金ルールがあります。
したがって、入金を行ってから取引回数が10回未満の口座で出金リクエストを行っても、出金拒否となるため注意しましょう。
また、10回の取引回数は毎回の入金で必要になるため要注意です。CXCMarketsの口座へ、まとまった金額を入金しておくか、取引回数の多いトレード手法で運用するといった利用方法で工夫する必要があります。
(2)複数口座の両建て
複数口座の両建ては、CXCMarketsに限らず多くのFX業者が禁止取引として利用規約に定めています。
複数口座の両建てとは、以下の取引方法が該当するため確認しておきましょう。
- CXCMarketsの同一アカウントで追加口座間の両建て
- CXCMarketsと他社口座間で両建て
- CXCMarketsの複数アカウント間で両建て
CXCMarketsで買い、他社口座で売りといった複数口座の両建ては一見バレないと思ってしまいますが、各社で同じMT4・MT5を採用していたり、カバー先の金融機関が同じの場合も非常に多いため、CXCMarkets側で複数口座の両建てを把握することが可能です。
また、CXCMarkets内の取引履歴は開示できても、他社口座の取引履歴が開示できないため、意図せず複数口座の両建てを行った場合は、根拠なく出金拒否されたと勘違いされる方もいます。
特に、自動売買で複数口座を運用している方は、同じ銘柄を対象に複数のEAを運用しないなど徹底しましょう。
(3)裁定取引(アービトラージ)
裁定取引とは、各社で異なるレートの提示やスワップポイント、取引条件の細かな差を利用して利益を得る取引方法です。
CXCMarketsを含めて、裁定取引(アービトラージ)を禁止している業者は非常に多く存在しています。
CXCMarketsの出金拒否が話題となった原因にも、口座開設ボーナスを悪用した裁定取引を行うユーザーが多く、規約違反として出金拒否が行われました。
(4)自動売買等による超高頻度売買
CXCMarketsでは、スキャルピングは禁止されていません。
ただし、スキャルピング以上に取引スパンの早い、自動売買による超高頻度売買は禁止されています。
やはり、大手の海外FX業者と比べて、CXCMarketsの規模は劣るため、高頻度売買が取引システムに与える負荷は大きいようです。
高頻度売買を行う場合は、スプレッドの狭さもシビアにあるので、TitanFX(タイタンエフエックス)など約定力に定評のある海外FX業者を選ぶことをおすすめします。
(5)レートエラー・接続遅延を狙った取引
レートエラーや接続遅延を意図的に狙った取引は、CXCMarketsに限らず、ほとんどのFX業者で禁止されている取引です。
とは言え、一般的に取引をしていて、レートエラー・接続遅延のタイミングだけを狙って取引することは、ほとんど不可能なので滅多に出金できない原因となることはありません。
(6)ボーナスの不正取得・不正使用
ボーナスの不正取得・不正使用を行えば、取引によって利益が出ていても出金拒否の対象となります。
CXCMarketsで出金拒否の噂が流れた根本的な理由も、ボーナスの不正取得・不正使用を行ったユーザーが多かったことにあります。
ただ、各ボーナスキャンペーンの規約が異なるため、意図せず違反してしまったユーザーも多いです。
ボーナスを余すことなく、お得に利用するためにも、各ボーナスキャンペーンが実施される度に、キチンと利用規約を確認しましょう。
(7)ボーナスを出金しようとしている
CXCMarketsでは、基本的にボーナス自体を出金することはできません。
なぜなら、ボーナスで支給されるのは現金ではなく、有効証拠金として活用できるクレジットだからです。
現金でなければ、出金することができないため、出金拒否されたと勘違いする方もいます。
また、ボーナスの種類によっては、CXCMarketsの場合だと入金することでキャッシュバックと交換できたり、入金がなければクレジットと交換されるといった場合もあります。
いずれにせよ、ボーナスキャンペーンのルールと内容を確認することが大切です。
CXCMarkets(CXCマーケット)出金拒否 まとめ
本記事は「CXCMarketsの出金拒否?出金できない噂の経緯と回避する方法(CXCマーケット)」のテーマでお届けしました。
CXCMarketsでは、悪質な出金拒否はなかったものの、過去に実施した口座開設ボーナスの規約違反者に対して罰則として出金拒否が多かったことで話題となったことは事実です。
現在は、問題となった口座開設ボーナスが終了し、CXCMarketsの出金ルールも認知されたことで出金拒否の話題はなくなりました。現在は、入金ボーナスをCXCMarketsは積極的に実施しているため、ボーナスを利用しつつ取引で健全に使うのが鉄板です。
森 栄一(もりえいいち)
記事は税理士歴10年以上の税理士が監修。もちろん海外FXの現役トレーダー。趣味は旅行と馬。最近はドラクエウォークにはまっています!
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