FBSの口座タイプは全6種類!特徴とおすすめの使い方を解説

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FBS(エフビーエス)は、海外FX業者の中でもバラエティ豊富な口座タイプが用意されています。

各口座タイプは、異なる特徴を持ち、自分に合ったトレードスタイルで口座タイプを決めることで、他社にない快適な環境で取引が可能です。

また、FBSの代名詞とも言える最大3000倍レバレッジも実は口座タイプによっては利用できない場合もあります。

本記事では、FBSの口座タイプについて特徴や実体験を含めたメリット・デメリットなど、どこよりも詳しくご紹介します。

2024年1月5日現在、ボーナスの開催はありません。

この記事で分かること

  • FBSの口座タイプのそれぞれの特徴
  • FBSの口座で自分に合った口座タイプ
  • FBSの口座タイプごとのおすすめの人

FBSの口座タイプ全6種類の概要比較

FBS(エフビーエス)の口座タイプは全6種類の口座タイプがあります。

一般的に、海外FX業者では、複数の口座タイプが用意されており、1つのアカウントで様々な使い方が可能です。

しかし、FBSの様に6種類も口座タイプが用意されており、しっかり特徴が分かれているのは珍しいです。

最初に各口座タイプの概要を一覧で表で見ていきます。

その後、各口座タイプごとに特徴を掘り下げていきましょう。

セント口座 マイクロ口座 スタンダード口座 ECN口座 ゼロスプレッド口座 仮想通貨口座
レバレッジ 1,000倍 3,000倍 3,000倍 500倍 3,000倍 5倍
最小スプレッド 1pips 3pips 0.5pips -1pips 0pips 1pips
スプレッド 変動 固定 変動 変動 固定 変動
手数料 無料 無料 無料 6ドル 20ドル 0.05%
最低入金額 1ドル 1ドル 1ドル 1,000ドル 1ドル 1ドル
最大ポジション 200 200 200 200 200 200
最小ロット 0.01ロット 0.01ロット 0.01ロット 0.1ロット 0.01ロット 0.01ロット
取引形態 STP STP STP ECN STP STP
プラットフォーム MT4
MT5
MT4 MT4
MT5
FBSTrader
MT4 MT4 MT5
FBSTrader

FBSの口座タイプ全6種類とオススメの使い方

FBSの口座タイプの比較を見てみました。

先に結論としてFBSの各口座タイプとオススメの使い方を簡潔にご紹介します。

口座タイプごとの特徴も一緒に挙げながら解説していきます。

【セント口座】少額資金で気軽にFXを始められる口座タイプ

初回最低入金額 1ドル相当額
スプレッド 中程度の狭さ(スタンダード口座と同等)
最大レバレッジ 1000倍

セント口座は、デモ口座では物足りない、とにかく低リスクで実際の取引で経験を積みたいといった方にオススメの口座タイプです。

FBSのセント口座は、初回入金額1ドル以上の敷居の低さと、最大1000倍レバレッジにより少額資金でも取引を始めやすい環境を備えています。

また、スプレッドもスタンダード口座と共通仕様になっており、セント口座で経験を積み、スタンダード口座で本格デビューの理想的な流れでFXを始められるのが魅力です。

セント口座は、リアルな取引を少額の低リスクで始めるといった使い方ができます。

【マイクロ口座】資金は少なくてもハイレバレッジで攻めたい

初回最低入金額 1ドル相当額
スプレッド 最も広い
最大レバレッジ 3000倍

FBSの口座タイプで、最も手軽に最大3000倍レバレッジを利用できるのがマイクロ口座です。

最大3000倍のレバレッジは、海外FX業者の中でも無条件で使える標準の倍率としては非常に高い倍率となります。

マイクロ口座の初回最低入金額は1ドル相当なので、他の口座タイプと同額です。

ただし、マイクロ口座はスプレッドが他の口座タイプと比べて最も広いのがデメリットです。

ポジションの持ち越しに発生するスワップポイントは共通ですから、マイクロ口座は少額資金でスイングトレードをするのが相性の良い使い方になります。

【スタンダード口座】最大3000倍と各種ボーナスで幅広くトレード

初回最低入金額 1ドル相当額
スプレッド 中程度の狭さ(セント口座と同等)
最大レバレッジ 3000倍

一番FBSらしい口座タイプと言えるのがスタンダード口座です。

最大3000倍レバレッジに加え、各種ボーナスの対象、取り扱い銘柄は幅広く株式まで網羅しています。

取引手数料もセント口座、マイクロ口座と同様に例外となる株式CFD以外は全部無料です。

使い勝手の良い仕様なので、スキャルピング、デイトレード、スイングトレードと全てのトレードスタイルが一通り行えます。

もちろん、MT4・MT5を使った自動売買(EA)も制限なく自由に使えるため、オールラウンダーな使い方ができます。

ただし、ECN口座やゼロ口座よりスプレッドが広いため、スキャルピング中心など短期スパンのトレードに特化する場合は他の口座タイプが良い場合もあります。

【ECN口座】FX経験が豊富でスキャルピングやデイトレードで攻める

初回最低入金額 1000ドル相当額
スプレッド 非常に狭い
最大レバレッジ 500倍

FBSのECN口座は、スキャルピングやデイトレード用といった使い方と相性の良い口座タイプです。

また、最大500倍レバレッジと取引手数料が1ロット片道3ドル相当額が発生するECN口座は、極端なレバレッジを必要とせず、優れたスプレッドと約定力のために取引手数料を惜しまない上級者向けの口座タイプとも言えるでしょう。

ECN口座は、他の口座タイプと違い、FBSの提携する金融機関とダイレクトに注文が結びつく、NDD ECN方式を約定方式に採用しています。

【ゼロスプレッド口座】ハイボラティリティな通貨ペア・マイナー通貨ペアが中心

初回最低入金額 1ドル相当額
スプレッド 原則0pips固定の最狭スプレッド
最大レバレッジ 3000倍

ゼロスプレッド口座は、スプレッドがどうしても広くなりやすいハイボラティリティな通貨ペアや、マイナー通貨ペアを中心としたトレードに最適な口座タイプです。

スタンダード口座や、マイクロ口座と同じ約定方式であるNDD STP方式を採用していながら、1ロット片道10ドルからの取引手数料がゼロスプレッド口座では発生します。

しかし、国内・海外どちらのFX業者でも滅多に見られない「原則0pips固定スプレッド」がゼロスプレッド口座の強みです。

前述した通り、取引手数料自体は高いので、元の変動制スプレッドが広い通貨ペアを対象にした取引に使うのが、相性の良い使い方です。

【仮想通貨口座】幅広い仮想通貨のレバレッジ取引をしたいFBSの各口座タイプの特徴と基本仕様

初回最低入金額 1ドル相当額
スプレッド 狭い
最大レバレッジ 5倍

仮想通貨口座は、全115種類の仮想通貨CFDを最大5倍のレバレッジで取引できる口座タイプです。

仮想通貨市場は、他の金融市場と比べ物にならないほど大きな価格変動が起こるため、最大5倍のレバレッジでも上手くトレードできれば伸びしろは期待できます。

例えば、ドル円は1円(100pips)も1時間で下がれば、かなりの規模感の変動です。

しかし、仮想通貨の王者ビットコインは数秒で数十円(1000pips)でもかなりの小動きと言われる規模感になります。

FBSの仮想通貨口座は、新しい市場である仮想通貨市場を取引できる口座タイプです。

もちろん、仮想通貨口座にも追証の発生しないゼロカットが採用されています。

FBSの各口座タイプの特徴と基本仕様

先に結論として、FBS(エフビーエス)の各口座タイプの概要とオススメの使い方をご紹介しました。

ここでは、FBSの各口座タイプには、具体的にどんな特徴があるのかを解説します。

また、各口座タイプに適用される細かな取引条件など基本仕様もまとめました。

【FBSの口座タイプ】セント口座の特徴と基本仕様

セント口座の特徴

初回最低入金額1ドル相当額から使える、1ロット1000通貨の口座タイプ

セント口座は、FBSの口座タイプの中で最も少額資金から使いやすい特徴があります。

初回最低入金額は1ドル相当額と、初回に求められる入金額の基準が非常に低いです。

また、他の口座タイプと違い、1ロット1000通貨単位のミニマムな取引に対応しています。

ただし、最大レバレッジは1000倍です。

厳密には少額資金でレバレッジを効かせたい人には向いていません。

セント口座は、小さな取引でコツコツ取引したい、少額で低リスクな環境を使ってFXの経験を積みたい方に最適です。

セント口座の基本仕様一覧表

セント口座の基本仕様
約定方式 NDD STP方式
取引手数料 無料
初回最低入金額 1ドル相当額
証拠金通貨 米ドル・ユーロ
最小取引単位 0.01ロット
最大レバレッジ 1000倍
取引ツール FBS Trader・MetaTrader4/5
取り扱い銘柄 MT4:【通貨ペア/FX】38種類
【貴金属CFD】4種類
【エネルギーCFD】2種類
【株価指数CFD】4種類
【株式】取り扱い無し

MT5:【通貨ペア/FX】31種類
【貴金属CFD】2種類
【エネルギーCFD】2種類
【株価指数CFD】18種類
【株式】100種類

最大ロット数 1000ロット
合計最大注文数 200000ロット
ロスカット水準 証拠金維持率20%

【FBSの口座タイプ】マイクロ口座の特徴と基本仕様

マイクロ口座の特徴

最大3000倍のレバレッジが初回入金1ドルから使える口座タイプ

セント口座と違い、証拠金通貨に日本円が追加されていることから、少額資金で取引をするならセント口座が使いやすいでしょう。

ただし、マイクロ口座は初回入金1ドル相当額から最大3000倍レバレッジが使える代わりに、スプレッドがセント口座・スタンダード口座より広いのがデメリットです。

スプレッドの影響が少ない、スイングトレードを少額資金で行いやすいのがマイクロ口座と言えるでしょう。

マイクロ口座の基本仕様一覧表

マイクロ口座の基本仕様
約定方式 NDD STP方式
取引手数料 無料
初回最低入金額 1ドル相当額
証拠金通貨 日本円・米ドル・ユーロ
最小取引単位 0.01ロット
最大レバレッジ 3000倍
取引ツール MetaTrader4
取り扱い銘柄 【通貨ペア/FX】39種類
【貴金属CFD】2種類
【エネルギーCFD】2種類
【株価指数CFD】4種類
【株式】取り扱い無し
合計最大注文数 100000ロット
ロスカット水準 証拠金維持率20%

【FBSの口座タイプ】スタンダード口座の特徴と基本仕様

スタンダード口座の特徴

FBSの標準的な口座タイプ、最大3000倍のレバレッジと幅広い銘柄が取引可能

最もFBSらしい標準的な口座タイプが文字通りスタンダード口座です。

初回入金1ドル相当額から利用でき、最大3000倍の圧倒的なレバレッジで様々な市場を取引できます。

スタンダード口座は、FXの取引だけなら38種類の通貨ペアが取引可能です。

しかし、幅広い市場を取引するなら取引ツールはMT5を選びましょう。

通貨ペアは31種類に減りますが、株価指数CFDは18種類、株式が新たにラインナップされ100種類の株式CFDを取引できます。

また、スタンダード口座は全てのプロモーションキャンペーンの対象となっており、入金ボーナスやロイヤルティプログラムなど効率よくボーナスを得られるのも特徴です。

スタンダード口座の基本仕様一覧表

スタンダード口座の基本仕様
約定方式 NDD STP方式
取引手数料 無料
初回最低入金額 1ドル相当額
証拠金通貨 日本円・米ドル・ユーロ
最小取引単位 0.01ロット
最大レバレッジ 3000倍
取引ツール FBS Trader・MetaTrader4/5
取り扱い銘柄 MT4:【通貨ペア/FX】38種類
【貴金属CFD】4種類
【エネルギーCFD】2種類
【株価指数CFD】4種類
【株式】取り扱い無し

MT5:【通貨ペア/FX】31種類
【貴金属CFD】2種類
【エネルギーCFD】2種類
【株価指数CFD】18種類
【株式】100種類

合計最大注文数 100000ロット
ロスカット水準 証拠金維持率20%

【FBSの口座タイプ】ECN口座の特徴と基本仕様

ECN口座の特徴

片道3ドルの取引手数料で低スプレッドを実現、最大ロット数に無制限の上級者向け口座タイプ

ECN口座は、FBSの口座タイプで唯一、約定方式にNDD ECN方式を採用する口座タイプです。

ECN方式とは?

ECNとは、「Electronic Communications Network」の略で、FXにおいては私設の電子取引所システムを指します。

NDD ECN方式では、取引手数料を支払う代わりに、FX業者が提携するリクイディティプロバイダーやカバー先の銀行、証券会社の注文と直接結びつける私設の電子取引所システムとの直接取引が可能です。

FX業者の取引システムで一旦決済されるNDD STP方式と違い、上乗せのスプレッドがないため、低スプレッドと約定力の両立ができるのが特徴です。

FBSのECN口座は、片道1ロット当たり3ドルの取引手数料で、低スプレッドを実現し、最大ロット数に制限のない優れたトレード環境が特徴になります。

ECN口座の基本仕様一覧表

ECN口座の基本仕様
約定方式 NDD ECN方式
取引手数料 3ドル相当額(※1)
初回最低入金額 1000ドル相当額
証拠金通貨 米ドル
最小取引単位 0.1ロット
最大レバレッジ 500倍
取引ツール MetaTrader4
取り扱い銘柄 【通貨ペア/FX】25種類
ロスカット水準 証拠金維持率20%

(※1) 1ロットの片道当たりの取引手数料

【FBSの口座タイプ】ゼロスプレッド口座の特徴と基本仕様

ゼロスプレッド口座の特徴

1ロット片道10ドルから原則0pips固定のスプレッドを提供する口座タイプ

原則固定のスプレッドと言えば、国内FX業者のイメージが強いです。

とは言え、低スプレッドと言われる国内FXでも、FBSのゼロスプレッド口座の様に原則0pips固定のスプレッドを提示しているのは非常に珍しいケースになります。

ゼロスプレッド口座は、通貨ペア毎に設定された少なくとも1ロット当たり片道10ドル相当の取引手数料が必要です。

しかし、基本的にスプレッドは0pipsなので、他の通貨ペアと違い、スプレッドが極端に広くなりやすいマイナーな通貨ペアで効果を発揮します。

また、NDD STP方式による約定により、FBSが注文を即時に成立させるため、大口取引も可能です。

また、ゼロスプレッド口座はECN口座より狭いスプレッドを維持しつつも、最大3000倍レバレッジも据え置きで使えます。

ゼロスプレッド口座の基本仕様一覧表

ゼロスプレッド口座の基本仕様
約定方式 NDD STP方式
取引手数料 10ドル相当額から(※1)
初回最低入金額 1ドル相当額
証拠金通貨 日本円・米ドル・ユーロ
最小取引単位 0.01ロット
最大レバレッジ 3000倍
取引ツール MetaTrader4
取り扱い銘柄 【通貨ペア/FX】39種類
【貴金属CFD】2種類
【エネルギーCFD】2種類
【株価指数CFD】4種類
【株式】取り扱い無し
合計最大注文数 100000ロット
ロスカット水準 証拠金維持率20%

(※1) 1ロット片道当たりの取引手数料、銘柄毎に取引手数料が設定されています。

【FBSの口座タイプ】仮想通貨口座の特徴と基本仕様

仮想通貨口座の特徴

仮想通貨専用の口座タイプ、最大5倍レバレッジでスプレッドが狭い。

仮想通貨口座は、2021年8月から実装された仮想通貨CFDの取引に特化した口座タイプです。

FBSは、海外FX業者ながら全115種類の取り扱いバラエティを揃えています。

全銘柄のレバレッジは一律5倍で日本の仮想通貨取引所のレバレッジ取引と同水準の倍率です。

しかし、FBSは前述した通り、115種類の仮想通貨ペアを取り扱っており、国内の仮想通貨取引所が多くても17通貨程度のバラエティですから、FBSは仮想通貨の取り扱い数に長けていると言えます。

また、現物取引ではないので仮想通貨自体を保有できませんが、NDD STP方式による本家の取引所にはない約定力と低スプレッドを実現しているのが特徴です。

仮想通貨口座の基本仕様一覧表

仮想通貨口座の基本仕様
約定方式 NDD STP方式
取引手数料 取引金額の0.05%
初回最低入金額 1ドル相当額
証拠金通貨 テザー(USDT)
最小取引単位 0.01ロット
最大レバレッジ 5倍
取引ツール FBSTrader・MetaTrader5
取り扱い銘柄 【仮想通貨】115種類
合計最大注文数 100000ロット
ロスカット水準 証拠金維持率80%

FBSの各口座タイプの違い

FBS(エフビーエス)の各口座タイプの特徴と基本情報をご紹介しました。

ここでは、より細かく具体的に各口座タイプの違いを解説します。

口座タイプによって、レバレッジや約定方式、取り扱い銘柄といった細かな違いがあるため、中・上級者以上の方にとっては自分のトレードに欠かせない要素もあるはずです。

FBSのどの口座タイプが合っているか参考にしてください。

口座タイプの違い(1) 証拠金通貨

FBSでは、口座タイプによって証拠金に利用できる通貨が異なります。

根本的に日本円を証拠金にできない口座タイプもあるため注意が必要です。

FBSの口座タイプと証拠金

【セント口座】米ドル・ユーロ
【マイクロ口座】日本円・米ドル・ユーロ
【スタンダード口座】日本円・米ドル・ユーロ
【ECN口座】米ドル
【ゼロスプレッド口座】日本円・米ドル・ユーロ
【仮想通貨口座】テザー(USDT)

FBSの口座タイプによる証拠金通貨は上記の通りです。

例えば、セント口座は日本円を入金して使うこともできますが、入金反映時点のドル円レートを元に米ドルに為替してセント口座へ反映されます。

ドル円レートは変動するため、入金反映時点より出金時点が円高だと、場合によっては日本円基準で出金額が減る可能性もあることに注意しましょう。

また、仮想通貨専用口座は、法定通貨による入金ではなく、テザー社の発行する米ドル等価値の仮想通貨USDTのみ証拠金として利用できます。

口座タイプの違い(2) 最大レバレッジ

各口座タイプでFBSは異なる最大レバレッジを設定しています。

例えば、セント口座は1ロット当たり1000通貨なので、1ロット当たりの証拠金は他の口座タイプより少ないです。

しかし、最大レバレッジが1000倍ですから、同じサイズの取引を行うなら最大3000倍のレバレッジで取引できるマイクロ・スタンダード・ゼロスプレッド口座の方が少ない証拠金で済みます。

仮想通貨口座は、仮想通貨CFDのみを取引する口座タイプであり、最大5倍のレバレッジです。

口座タイプの違い(3) ロスカット水準

FBSのロスカット水準は、基本的には証拠金維持率20%です。

しかし、例外として仮想通貨口座のみ、証拠金維持率80%がロスカット水準となっているので注意しましょう。

仮想通貨口座のレバレッジは、先に解説した通り最大5倍、そして仮想通貨市場の価格変動は大きい特徴があります。

したがって、ロスカット水準が証拠金維持率80%は、かなりロスカットされるまでの証拠金維持率の幅が狭いため、他の口座タイプ以上に余裕を持った取引をおすすめします。

口座タイプの違い(4) ロットサイズと最大数

口座タイプによって、一度に発注できるロット数(最大発注数量)と同時に保有できるロット数(最大ロット数)が異なります。

また、セント口座のみ1ロット当たり1000通貨であり、他の口座タイプは1ロット100000通貨の根本的な1ロット当たりのサイズが違うので注意しましょう。

基本的には、セント口座以外の口座タイプでは500ロットまで一度に発注することができます。

例外として、ECN口座のみ約定方式の違いから最大ロット数に制限がありません。

口座タイプの違い(5) 取り扱い銘柄

FBSでは、口座タイプによって取引できる銘柄が違います。

特に、外国為替(通貨ペア)以外にも、株価指数や株式も取引したい方はキチンと確認しておきましょう。

FBSの各口座タイプによる取り扱い銘柄を分かりやすい比較表にまとめました。

口座タイプ セント口座 マイクロ口座 スタンダード口座 ECN口座 ゼロスプレッド口座 仮想通貨口座
取り扱い銘柄 【通貨ペア/FX】31種類
【貴金属CFD】2種類
【エネルギーCFD】2種類
【株価指数CFD】18種類
【株式】100種類
【通貨ペア/FX】39種類
【貴金属CFD】2種類
【エネルギーCFD】2種類
【株価指数CFD】4種類
【株式】取り扱い無し
【通貨ペア/FX】31種類
【貴金属CFD】2種類
【エネルギーCFD】2種類
【株価指数CFD】18種類
【株式】100種類
【通貨ペア/FX】25種類 【通貨ペア/FX】39種類
【貴金属CFD】2種類
【エネルギーCFD】2種類
【株価指数CFD】4種類
【株式】取り扱い無し
【仮想通貨】115種類
取り扱い銘柄の合計 163種類 39種類 163種類 25種類 39種類 115種類

口座タイプの違い(6) 取引ツール

FBSでは、口座タイプによって使える取引ツールが異なります。

例えば、仮想通貨専用の仮想通貨口座では、利用できる取引ツールはFBSTraderとMT5です。

また、FBSが独自の取引ツールFBS Traderはスマートフォン向けのアプリでのみ提供されています。

定番となるのは、MT4・MT5のどちらかなので、MT4・MT5の違いを大まかに一覧表にまとめました。

比較項目 MT4 MT5
動作 やや遅い 軽快
チャートの時間軸 9種類 21種類
気配値一覧の項目 少ない 豊富
アプリ版の機能 少ない 豊富
標準搭載のインジケーター数 30種類 38種類
カスタムインジケータ 豊富 少ない
自動売買(EA) 豊富 少ない

カスタムインジケーターや自動売買(EA)を使いたい場合は、MT4を選択するのがオススメです。

一方で、基本的な機能のみを使い、自分の判断で行う裁量取引が中心の方はMT5の方が快適に動作します。

口座タイプの違い(7) 約定方式とスプレッド

FBSでは、2種類の約定方式を採用しており、口座タイプによってスプレッドも異なります。

ECN口座以外の口座タイプでは、NDD STP方式が採用される約定方式です。

NDD STP方式とは?

NDD STP方式とは、顧客の注文は即時にFX業者との取引で決済され、必要に応じて市場へカバー注文を流す仕組みになります。

スプレッドが広くなりやすい半面、FX業者が即時に注文を約定させられるため、約定力が高く、レバレッジも高い倍率が提供しやすいのがメリットです。

NDD STP方式を採用する口座タイプ

  • セント口座
  • マイクロ口座
  • スタンダード口座
  • ゼロスプレッド口座
  • 仮想通貨口座

例外として、ゼロスプレッド口座と仮想通貨口座は取引手数料が必要となります。

ゼロスプレッド口座は手数料が発生する代わりに、市場では滅多にない0pipsのスプレッドを原則固定で提示できるのが強みです。

NDD ECN方式を採用するECN口座では、取引手数料を支払い電子商取引所システムを使って金融機関との直接取引によって注文が約定します。

ECN口座は非常にスプレッドが狭く、母体の大きい金融機関との約定になるため、最大ロット数に制限がありません。

FBSのスプレッドに関する詳しい検証データは以下の記事で公開していますので読んでみてください。

口座タイプの違い(8) 取引手数料の有無

取引手数料が無料

  • セント口座
  • スタンダード口座
  • マイクロ口座

取引手数料が有料

  • ゼロスプレッド口座
  • ECN口座
  • 仮想通貨口座

前述した約定方式の違いなどから、FBSでは口座タイプによって取引手数料の有無も異なります。

取引手数料が無料なのは、セント口座・マイクロ口座・スタンダード口座の3つの口座タイプです。

取引手数料が有料の口座タイプは、ECN口座・ゼロスプレッド口座・仮想通貨口座です。

ECN口座は、1ロット当たり3ドル相当額がポジションを持った時と、決済した時に発生します。

ゼロスプレッド口座は、銘柄によって取引手数料が設定されており、少なくともポジションを持った時、決済時でそれぞれ10ドル相当額が発生します。

仮想通貨口座は、取引金額の0.05%相当が必要な取引手数料です。

FBSの全口座タイプの共通点

FBS(エフビーエス)では、全口座タイプの共通となる仕様も4つあります。

全口座タイプの共通点

  • ゼロカット採用で追証なし
  • 追加口座が最大10口座開設できる
  • スワップポイント
  • レバレッジ制限のルール

単に、全ての口座タイプで異なるルールを採用するだけでなく、取引環境において誰もが使いやすくなる部分は据え置きで、共通の仕様として残っているのは好印象です。

全口座タイプの共通点(1) ゼロカット採用で追証無し

海外FX業者では定番のゼロカットは、FBSの全ての口座タイプで採用されています。

ゼロカットとは、証拠金維持率が一定割合を下回った際に行われる強制ロスカット等により、口座残高以上の損失が発生した場合のマイナス残高を0円に調整する保護制度です。

規制の違いから、国内FXではマイナス残高をFX業者側が補填できないため、マイナス残高による追証の支払いがないゼロカットは海外FX業者ならではのメリットと言えるでしょう。

もちろん、仮想通貨口座にもゼロカットは採用しているため、価格の急変動が多い仮想通貨市場もマイナス残高の心配がありません。

全口座タイプの共通点(2) 追加口座が最大10口座開設できる

FBSでは、1つのアカウントで複数の口座を開設することができます。

追加口座は、100ドル相当額以上の入金後に自由に開設できます。

各口座タイプを取引ツールごとに最大10口座がFBSの追加口座の開設上限です。

全口座タイプの共通点(3) スワップポイント

ポジションの持ち越しに発生するスワップポイントもFBSは全口座タイプ共通に設定されています。

スワップポイントとは、異なる通貨で構成されている通貨ペアの金利差を清算するための制度です。

原則、毎営業日の切り替え時点でスワップポイントは清算され、ポジションの損益と合算されます。

スワップポイントは、外国為替の通貨ペアだけでなく、FBSで取り扱う全ての銘柄に設定されています。

FBSの全銘柄のスワップポイントと、仕様や計算方法は以下の記事を参考にしてください。

全口座タイプの共通点(4) レバレッジ制限ルール

FBSでは、最大3000倍のレバレッジを取り扱っています。

セント口座やECN口座、仮想通貨口座に関しては最大3000倍レバレッジではありませんので注意しましょう。

また、高いレバレッジを取り扱う海外FX業者では、口座残高もしくは取引サイズによる最大レバレッジの制限があります。

最大3000倍の圧倒的レバレッジを取り扱うFBSも、例外なく口座残高によるレバレッジ制限ルールを採用しています。

FBSの口座残高によるレバレッジ制限は以下の一覧表をご確認ください。

口座残高 最大レバレッジ
0~200ドル相当額 3000倍
200ドル超~2000ドル相当額 2000倍
2000ドル超~5000ドル相当額 1000倍
5000ドル超~30000ドル相当額 500倍
30000ドル超~150000ドル相当額 200倍
150000ドル超 100倍

口座残高の額により最大レバレッジも変動します。

FBSのレバレッジについて詳しく知りたい場合は、こちらのページも参考にしてください。

FBSの各口座タイプのメリット・デメリット

ここまで、FBSの各口座タイプの特徴や共通点などを解説しました。

最後にFBSの各口座タイプのメリット・デメリットを解説します。

例えば、同じ最大3000倍レバレッジと取り扱う口座タイプには、マイクロ口座・スタンダード口座・ゼロスプレッド口座の3種類があります。

しかし、同じ最大3000倍レバレッジでも、スプレッドや初回の入金額など人によってどの口座タイプを選んだ方がメリットが大きいなどの違いがあります。

ここでは、実際にFBSを利用した筆者の実体験も含め、具体的なFBSの各口座タイプのメリット・デメリットを見てみましょう。

FBS セント口座のメリット・デメリット

セント口座のメリット

  • 初回最低入金額1ドル相当額
  • 最大1000倍レバレッジ
  • 幅広い取り扱い銘柄

セント口座のデメリット

  • 1ロット当たりの利益も小さい
  • 最大3000倍レバレッジが使えない
  • 日本円を証拠金にできない

セント口座のメリットは、とにかく少額資金かつリスクの低い小さい取引ができることです。

セント口座は、FBS公式でも「セントロット」と記載されている様に、他の口座タイプと違い1ロット=1000通貨を基準としています。

したがって、最小の取引単位である
0.01ロットは10通貨、さらに最大1000倍のレバレッジが利用できるため少額・低リスクの運用が可能です。

ただし、取引サイズが小さければ、リスクと同時に利益(リワード)も小さくなります。

最終的には、スタンダード口座やECN口座など本格的な口座タイプに移行するために、経験を積むための口座タイプがセント口座の立ち位置です。

FBS マイクロ口座のメリット・デメリット

マイクロ口座のメリット

  • 最大3000倍のレバレッジ
  • 初回最低入金額1ドル相当額

マイクロ口座のデメリット

  • 全口座タイプで最もスプレッドが広い
  • 取り扱い銘柄が少ない

マイクロ口座は、セント口座とスタンダード口座の中間クラスに位置する口座タイプです。

セント口座では利用できない最大3000倍のレバレッジを備え、初回最低入金額も1ドル相当額とさほど金額は変わっていないのがメリットです。

ただし、株式CFDなど一部の取り扱い銘柄がマイクロ口座はラインナップから外れており、MT5が使用できません。

また、他の口座タイプと比べてスプレッドがもっとも広いのがデメリットです。

スプレッドや取り扱い銘柄の制限から、使い勝手が悪いため同じ最大3000倍レバレッジで全取り扱い銘柄が取引できるスタンダード口座が上位互換なので使いやすいでしょう。

FBS スタンダード口座のメリット・デメリット

スタンダード口座のメリット

  • 最大3000倍のレバレッジ
  • 初回入金1ドル相当額
  • 全163種類の取り扱い銘柄

スタンダード口座のデメリット

  • ECN・ゼロスプレッド口座よりスプレッドが広い
  • セント・マイクロ口座より敷居が高い

スタンダード口座は、他社のFX口座で取引経験があるなら最初に利用したい口座タイプです。

スタンダード口座のメリットは、FBSの特徴でもある最大3000倍のレバレッジや、株式CFDがラインナップに追加され、網羅的に金融市場を取引できることです。

また、FBSが実施する全てのボーナスキャンペーンに申し込める口座タイプもスタンダード口座になります。

ただし、ECN口座やゼロスプレッド口座と比べるとスプレッドが広い、セント口座やマイクロ口座より初回最低入金額が高いといったデメリットがあります。

FBS ECN口座のメリット・デメリット

ECN口座のメリット

  • 約定力の高いNDD ECN方式で取引できる
  • 合計最大ロットに制限がない
  • スプレッドが狭い

ECN口座のデメリット

  • 1ロット片道3ドル相当の取引手数料
  • 最大500倍レバレッジに上限引き下げ
  • 取り扱い銘柄が通貨ペア25種類のみ
  • 最小ロットは0.1ロット
  • 証拠金通貨が米ドルのみ

ECN口座は、上級者トレードにとってメリットが多い口座タイプです。

約定方式に、FBSの口座タイプで唯一NDD ECN方式を採用しており、金融機関との直接取引で注文が約定します。

他の口座タイプより、約定力に優れており、スリッページの耐性が高く、最大ロット数に制限がありません。

合計最大ロット数無制限は、大口取引に対応するFX業者としても非常に珍しいです。

ただし、スプレッドの狭さと約定力の引き換えに、片道3ドル相当額の取引手数料や、取り扱い銘柄が極端に少ない25種類の通貨ペアのみといった制限がECN口座には多くあります。

また、ECN口座は各種ボーナスの対象外となりやすく、特定の通貨ペアのみを、十分な資金で取引する様な上級者トレーダー向けの仕様がECN口座です。

FBS ゼロスプレッド口座のメリット・デメリット

ゼロスプレッド口座のメリット

  • 原則0pips固定のスプレッド
  • 最大3000倍のレバレッジ
  • 初回最低入金額500ドル相当額
  • 日本円を証拠金にできる

ゼロスプレッド口座のデメリット

  • 株式CFDの取り扱いがない
  • 1ロット片道10ドル相当額以上の取引手数料

ゼロスプレッド口座を利用する最大のメリットは、やはり原則0pips固定のスプレッドです。

低スプレッドな口座タイプを提供する口座タイプは、他社でも多く採用されています。

しかし、ゼロスプレッド口座は大半の時間帯で0pipsのスプレッドを提示しているのが強みです。

デメリットとしては、少なくとも10ドル相当額は発生する取引手数料ですから、往復で20ドル相当、約2pips相当の取引手数料が発生することになります。

FBSの他の口座タイプや、他社口座でも2pipsを超える通貨ペアを取引する方に、ゼロスプレッド口座を使うメリットがあります。

FBS 仮想通貨口座のメリット・デメリット

仮想通貨口座のメリット

  • 幅広い仮想通貨銘柄の取引が可能
  • USDTを証拠金に使える
  • ゼロカット採用で追証の心配がない

仮想通貨口座のデメリット

  • 最大レバレッジが5倍と低い

仮想通貨口座は、他の口座タイプと違い仮想通貨のCFD取引のみを行うのが特徴です。

したがって、他の口座タイプと比べたメリット・デメリットより、仮想通貨のレバレッジ取引を扱う業者と比べましょう。

海外FX業者としては異例の幅広い仮想通貨ペアを取り扱っており、一部の銘柄は国内仮想通貨取引所で取り扱いがないほどのメリットがあります。

ただし、最大1000倍のレバレッジで仮想通貨CFDの取引ができる海外FX業者もあるため、レバレッジの低さは仮想通貨口座のデメリットです。

とは言え、国内の仮想通貨取引所に実装されない、ゼロカットがあるだけでも利用価値は十分でしょう。

FBSの口座タイプ まとめ

今回は「FBSの口座タイプは全6種類!特徴とオススメの使い方を解説」のテーマでした。

FBSは、全6種類の全く異なる特徴を持つ口座タイプがあります。

小ロットでFXの経験を積みたい、少額資金でもゆったり堅実に運用したい、低スプレッドでアグレッシブに短期トレードがしたい、あらゆるニーズに答えられるのがFBSの口座タイプです。

本記事を参考にFBSで有利な取引環境が構築できるように、ぜひ自分に合った口座タイプを探して見てください。

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海外FX戦士の編集長:
森 栄一(もりえいいち)

記事は税理士歴10年以上の税理士が監修。もちろん海外FXの現役トレーダー。趣味は旅行と馬。最近はドラクエウォークにはまっています!

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