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/公開日:2023年7月31日
FXトレードをする上で、サポレジラインが重要なことは誰でも知っています。
しかし、トレーダー自身に都合の良い位置にサポレジラインを引いても、効果のほどは怪しいものです。
今回紹介する「level_sensor_116」は、過去に価格変動が幾度も止められた(揉み合った)価格帯に縦のヒストグラムで描画します。
更に、グラフの長さはサポレジ効果の具合を表します。
エントリーやクローズのサポートとして使えるかを検証してみます。
この記事で分かること
- level_sensor_116で何が分かるのか
- level_sensor_116の設定方法
- level_sensor_116と他のツールとの比較
level_sensor_116の役割
相場で下値を支える抵抗帯の役目をするのが、サポートラインです。
そして、上値を押さえる抵抗帯の役目をするのが、レジスタンスラインです。
なぜ、過去のサポートラインとレジスタンスラインが現在のFXトレードに影響を与えるのかを説明します。
価格の変動は、「買い手勢力」と「売り手勢力」の圧力の強い方へ進んで行きます。
勢力の差はチャートの形に現れ、買勢力が一方的に強い場合は垂直に近い形(大陽線)で上昇して行きます。
逆に、売り勢力が一方的に強い場合は、真っ逆さまに(大陰線)下落して行きます。
その様な相場環境下に置いて、サポレジラインはその勢いが止められた価格帯になります。
その価格帯では、過去に利益確定決済をした人、ロスカットをした人、新たに買いポジションを持った人或いは売りポジションを持った人、多くのトレーダーの思いが凝縮されたポイントです。
サポレジラインは殆どのトレーダーが引いていますが、個人の感情を交えて引いた平行線に効果があるかは怪しいところです。
その価格帯で確りと沢山の入札(売り買い)があり、価格が止められたことをデータで示されていないと信憑性は低いです。
level_sensor_116は売買の多さを出来高で判断し、縦型ヒストグラムで描画するインジケーターです。
更に、現在レート近辺にヒストグラムのバーが描画されるますので、重要なサポレジラインに価格が掛かった時に、ブレイクするか反転するかがダイレクトに見て取れ、ポジションのエントリーやクローズを判断する手助けになります。
level_sensor_116.mq4をMT4に表示する方法
level_sensor_116はMT4の標準インジケーターには含まれていません。
これから解説する上で必要ですので、下記からダウンロードをして、セットアップして下さい。
※無料のインジケーターですので、ぜひ、ダウンロードしておいてください。
level_sensor_116のダウンロード場所
Windowsの「ダウンロードフォルダー」にファイルが保存されます。
MT4で利用できるように、ファイルを移動させます。
セットアップ先は、下記の手順で行ってください。
level_sensor_116の保存先①
MT4を起動させて下さい。
MT4が起動しましたら、メニューバーの「ファイル」⇒「データフォルダを開く」でファイルマネージャーが起動します。
level_sensor_116の保存先②
ファイルマネージャー内に「MQL4」フォルダーが有りますので開きます。
すると、「Indicators」フォルダーが有りますのでその中に保存してください。
level_sensor_116を保存しましたら、ファイルマネージャーとMT4を終了させて下さい。
次に、MT4を再度、起動させます。
level_sensor_116をMT4に表示
MT4が起動しましたら、ツールバーの「表示」→「ナビゲーター」をクリックしてください。
ナビゲーターが表示されましたら、「level_sensor_116」を探して、利用したい通貨ペアのチャートへドラッグアンドドロップしてください。
level_sensor_116の設定
パラメーター
MAX_HITORY:ローソク足の本数
※本数を大きくすると対象期間が増える
STEP:デフォルトは1です
※数値を大きくすると対象価格が絞られる
level_sensor_116の使い方
上記画像はEUR/USD1時間足チャートにlevel_sensor_116を描画させています。
上記画像は、設定STEPがデフォルト「1」の状態です。
level_sensor_116はチャートの進行に連れて、右に移動して行き現在の価格がヒストグラムのバーで見えなくなることは無いですが、ヒストグラムのバーで直前のローソク足は隠されてしまい見辛いです。
下記チャートは設定でSTEPを「100」に変更し重要でないバーを間引いて見やすくしました。
上記画像を見ながら、使い方を解説します。
①部分はlevel_sensor_116の青色バーがレジスタンスラインになり、数十回止められて居ます。
②でレジスタンスを上抜きましたが今度はリターンムーブしてサポートラインの機能をしました。
③でサポートラインを下抜き下のlevel_sensor_116のバーで止められて反転しています。
④でレジスタンスラインを上抜き上昇して行きます。
上記画像のように、level_sensor_116のバーがサポレジラインとして機能し、抜けられるのか反転するのかをリアルに見極められます。
その為、ポジションのエントリーやクローズに際して大いに役に立ちます。
過去チャートでlevel_sensor_116を検証
上記画像はEUR/USD15分足過去チャート(2021年12月9日)にlevel_sensor_116を描画させています。
①の位置で、上値を1.12946のlevel_sensor_116レジスタンスラインで押さえられて、下値は1.12799のサポートラインで支えられて揉み合い状態にいます。
時間を進めてこの後の進行を見ます。
①で上値を1.12946のlevel_sensor_116レジスタンスラインで押さえられて、揉み合っていた価格は②で上抜いたかに見え、1.12799のサポートラインも下抜き一段下の③1.12648のサポートラインで止められました。
③で複数回止められたのちに、反転し④の1.13243のレジスタンスラインで止められ、1.13100のサポートラインで揉み合ったのちに価格は⑤の1.12872の現在値にいます。
level_sensor_116のサポレジラインが十分に機能して、価格の進行が止められ揉み合い相場になり易いことがよく分かります。
他のサポート&レジスタンスラインインジケーターと比較
サポレジラインを引いてくれるインジケーターは複数存在します。
ここでは、二つのインジケーターを紹介しlevel_sensor_116と比較をして見ます。
①Support_and_Resistance_.mq4
②v3.56_fxr_sr_zones.ex4
Support_and_Resistance_.mq4とlevel_sensor_116を比較
上記画像の赤色横線がレジスタンスラインで、青色横線がサポートラインを表しています。
画像をご覧いただきますと分かると思いますが、反転した部分全てにサポレジのラインを引いています。
サポレジの効能は、何度サポレジポイントで止められたかが重要になりますので、全てにラインを引いてしまいますと意味をなさなくなります。
上記画像の三角マークは「Fractals」の反転ポイントを表しています。
Support_and_Resistance_.mq4のサポレジラインとFractalsの三角マークは全く同位置に描画されています。
Support_and_Resistance_.mq4に興味を持たれましたら下記アドレスからダウンロードが出来ます。
※「Fractals」はMT4のビル・ウィリアムスグループに標準で装備されています。
v3.56_fxr_sr_zones.ex4とlevel_sensor_116を比較
v3.56_fxr_sr_zones.ex4は抵抗帯としての強弱を、描画するラインの太さで表わしていますので、非常に役立つインジケーターです。
右端には、抵抗帯としての詳細もコメントされます。
・weak resist or support:弱いレジスタンス・サポート
・verified resist or support:検証済みのレジスタンス・サポート
※サポレジとして機能した回数は「Test Count=数値」と表示されます
・turncort resist or support:突破されたレジスタンス・サポート
・untested resist or support:未テストレジスタンス・サポート
大変優秀なサポレジラインを知らせてくれるインジケーターだと思います。
v3.56_fxr_sr_zones.ex4に興味を持たれましたら下記アドレスからダウンロードが出来ます。
level_sensor_116.mq4まとめ
今回、過去に揉み合った価格帯を縦表示のヒストグラムで描画する、level_sensor_116を紹介し使い勝手を解説しました。
チャートの現在レート真横にヒストグラムが表示されるので、サポレジラインに価格が届いた時に進行が止まり反転するのか、或いはブレイクして進んで行くのかが確認しやすいテクニカル指標だと思います。
サポレジラインを引いてくれるインジケーターは他にも数多くあり、「Support_and_Resistance_.mq4」と「v3.56_fxr_sr_zones.ex4」を比較して見ました。
level_sensor_116と併用して描画させますと、チャート画面が煩雑になり見辛いと感じますが、単独で利用する分には機能は十分にしますので、状況により使い分けたら良いと思います。
サポレジラインの認識はFXトレードの収益に関わりますので、慎重に見極めてお使いください。
森 栄一(もりえいいち)
記事は税理士歴10年以上の税理士が監修。もちろん海外FXの現役トレーダー。趣味は旅行と馬。最近はドラクエウォークにはまっています!
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