IFC Marketsで出金拒否はある?どんな運営がされているのか信頼性を評価

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IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)は、独自の合併商品の取り扱いや取引プラットフォームを提供する海外FX業者です。

世界的には名の知られているFX業者の1つですが、日本語サポートがやや足りない部分もあり、どうしても信頼性に不安を感じています。

気になるのは、やはり「IFC Marketsで出金拒否はあるのか?」です。

本記事では、IFC Marketsで出金拒否の有無と具体的な信頼性に関する評価をまとめました。

この記事で分かること

IFC Marketsでは出金拒否はない

✓IFC Marketsで出金拒否がない理由
(1) 運営年数の長い大手FX業者
(2) 複数の金融ライセンス
(3) 発注方式は透明性が高い

結論から申し上げると「IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)では出金拒否はない」と言えるでしょう。

なぜなら、IFC Marketsの企業としての地位や管轄となる金融ライセンス、そして顧客注文に関する信頼性の高さから、出金拒否があるとは考えづらいからです。

また、SNS等でもIFC Marketsが悪質な出金拒否を行っている事実は確認されませんでした。

ここでは、より具体的にIFC Marketsで出金拒否がない理由を3つご紹介します。

(1) 運営年数の長い大手FX業者

運営会社

IFCMARKETS. CORP.

IFCM Cyprus Limited

IFC Markets Limited

運営会社の所在地

【IFCMARKETS. CORP.】’AGP Chambers’, 84 Spyrou Kyprianou Avenue,4004 Limassol, Cyprus

【IFCM Cyprus Limited】38, Spyrou Kyprianou street,office 101-102 Germasogeya,4042, Limassol, Cyprus

【IFC Markets Limited】Unit Level 14(B) & 14(C)Main office TowerFinancial park Labuan complex

87000 LABUAN

IFC Marketsは「IFCMグループ」のグループ会社に属する海外FX業者です。

IFC Marketsはアジア圏の規制ルールに合わせて「IFCMARKETS. CORP.」が運営しています。

IFCMグループは、2006年に設立されており、証券会社としてのキャリアは15年以上もある大手企業です。日本から利用できる体制となったのも2007年からと、実はIFC Marketsと日本トレーダーの関係は意外と長くなります。

現時点では13言語に対応しており、21万口座を超え、アジア圏でも主要なFX業者として有名です。

実際に、IFC Marketsは優れたFX業者として、いくつかのアワードを受賞しています。

✓IFC Marketsの受賞歴(一部)
AtoZ Market 「2021 Best CFD Broker in Southeast Asia」
World Business Outlook 「Most Reliable Forex Broker SEA 2021」
South East Asia「Best MT5 Trading Platform Awards 2022」
South East Asia「Best Forex Education Provider 2022」
International Business Magazine「Best International Forex Broker in Vietnam 2021」

(2) 複数の金融ライセンス

先にご紹介した通り、IFC MarketsはIFCMグループの一員です。

IFCMグループは、FX業者としてグローバル展開するにあたり、複数の金融ライセンスを取得しています。

IFCMグループが各運営会社で取得している金融ライセンスは以下の通りです。

【IFCMARKETS. CORP.】英国領ヴァージン島金融商品市場指令(BVI FSC)
【IFCM Cyprus Limited】キプロス証券取引委員会(Cysec)
【IFC Markets Limited】マレーシア金融庁(MB FSA)

日本から利用できるIFC Marketsは、英国領ヴァージン島金融商品市場指令(BVI FSC)の管轄であるIFCMARKETS. CORP.が運営しています。

ただし、IFC Marketsの公式サイトには、IFCMグループの運営会社と金融ライセンスが記載されており、IFCMグループは全て同じセキュリティ基準等によって運営されている可能性が高いです。

また、IFCM Cyprus Limitedが取得しているキプロス証券取引委員会(Cysec)は、世界的にも取得の難しい信頼性の高い金融ライセンスとして知られています。

Cysecの規制上、直接の管轄にあるFX業者は日本居住者を受け入れられません。

とは言え、信頼性の高い金融ライセンスをIFCMグループが取得しているので、出金拒否といった不正行為はないと言えるでしょう。

(3) 発注方式は透明性が高い

FX業者が採用する発注方式は、FX業者の信頼性を評価する指標として有名です。

例えば、悪質なFX業者では、実際に顧客の注文を通さず、顧客損失を利益として運営、カバー取引も行わないため、稼ぎすぎるトレーダーの利益は出金拒否するといった事例もあります。

一方で、IFC Marketsの発注方式は人為的な操作が行えないNDD方式を軸とした透明性の高い発注方法を採用しているのが特徴です。

また、以下の取引サイズによって取引成立までの流れを公式サイトで公開しているのも好感が持てます。

少額の取引(100万ドル未満)の発注方式

ifcm-refusal-withdraw-1

100万ドル未満の少額取引は、IFC Marketsの取引システムが市場レートを参考に即時にIFC Marketsとトレーダーの間で注文が約定されます。

IFC Marketsは、ポジションの約定後に流動性プロバイダー(FX業者の取引相手)にカバー取引を行うといった流れです。

IFC Marketsの取引システムと取引が成立した段階で、私たちトレーダーの注文が約定してポジションが建てられるため、遅延がなく取引ができます。

中程度の取引(100万ドル以上1000万ドル未満)の発注方式

ifcm-refusal-withdraw-2

100万ドル以上1000万ドル未満の中程度の取引は、海外FX業者では一般的な、いわゆるNDD STP方式の仕組みが採用されています。

トレーダーからの注文をIFC Marketsの取引システムが約定させ、そのまま自動的にカバー先の流動性プロバイダー(FX業者の取引相手)へ同様の注文をIFC Marketsが即時に発注する流れです。

私たちトレーダーがIFC Marketsの提示するレートを元にポジションが建てられ、IFC Marketsが流動性プロバイダーに発注した段階で発生したレートのズレは、IFC Marketsが損失・利益を共に負担します。

大口取引(1000万ドル以上)の発注方式

ifcm-refusal-withdraw-3

1000万ドル以上の大口取引は、IFC Marketsを通して直接市場と取引を成立させるDMA(Direct Market Aceess Market Execution)を採用しています。

DMA方式では、IFC Marketsを経由するものの、私たちトレーダーの注文は直接市場が取引相手となって約定します。注文価格で取引相手が見つからない場合、約定拒否(リクオート)が発生するのがデメリットです。

大口取引をDMA方式で約定させることで、約定力が落ちづらく、FX業者がノミ行為(実際に注文を通さず、自社利益にする行為)を行わないため利益が出金できない問題は起きません。

IFC Marketsに不安要素が多いのも事実

✓IFC Marketsで不安な要素
(1) 日本語サポートが不十分
(2) 独自性が強く扱いづらい
(3) スプレッドが広い

IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)で出金拒否はなく、また金融ライセンスや運営状態から出金拒否が発生するリスクはほとんどないと考えられます。

とは言え、日本から海外FX業者を利用する私たちにとって、IFC Marketsに不安要素が多いのは事実です。

(1) 日本語サポートが不十分

IFC Marketsには、日本語版の公式サイトがあります。

しかしながら、日本語サポートをうたっていながら、日本語の翻訳ミスなど明らかに文章が間違っている部分も多いです。

日本から利用できる海外FX業者の中には、XM TradingやGEMFOREXなど日本人スタッフを採用している場合も増えてきました。

IFC Marketsの日本語サポートは、堅実な運営がされていても、トラブルが合った際にサポート窓口との意思疎通ができるか不安を感じてしまいます。

少なくとも、初めての海外FX業者がIFC Marketsといった方は、先にXM TradingやGEMFOREXなど完璧な日本語サポート体制のある業者を選ぶ方が良いでしょう。

(2) 独自性が強く扱いづらい

IFC Marketsは、海外FX業者の中でも独自性あるサービスが特徴です。

他社にない合併商品の取り扱いや、独自の取引プラットフォームなどIFC Marketsでしか利用できないサービスには魅力があります。

しかし、先にご紹介した通り日本語サポートが不十分な点も含めて、日本語による情報が少ないのが問題です。

他社でも利用できる取引プラットフォームや通常通りの通貨ペアの取引は、レバレッジやスプレッドを含めて、他社より不利な条件も多くあります。

やはり、定番の海外FX業者から利用して、海外FX業者に慣れたらIFC Marketsで取引の幅を効かせる使い方が良いでしょう。

(3) スプレッドが広い

先に解説した通り、IFC Marketsを利用するメリットは他社で取り扱いのない合併商品などの独自サービスを利用できることにあります。

通貨ペアや主要な指数のみを取引している方にとって、IFC Marketsをあえて選ぶ意味はないでしょう。

例えば、スプレッドだけでみてもIFC Marketsより優れた条件で取引できる海外FX業者は多くあります。

海外FX業者

EUR/USD

USD/JPY

GBP/USD

AUD/USD

USD/CAD

IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)

1.8pips

1.8pips

3.0pips

2.0pips

3.0pips

XM Trading(エックスエム)

1.8pips

1.6pips

2.6pips

1.9pips

2.3pips

AXIORY(アキシオリー)

1.2pips

1.3pips

1.4pips

1.6pips

1.8pips

GEMFOREX(ゲムフォレックス)

1.7pips

1.4pips

2.4pips

1.5pips

2.0pips

TitanFX(タイタンFX)

1.2pips

1.3pips

1.8pips

1.5pips

2.3pips

主要通貨ペアのスプレッドをIFC Marketsと他社口座で比較してみましょう。

IFC Marketsのスプレッドは、少なくとも0.5pips以上は他社より広いです。

また、レバレッジに関してもIFC Marketsのスタンダード口座は200倍に対して、他社口座は500倍~1000倍のレバレッジを提供しています。

IFC Marketsで出金できない!原因と解決策

✓IFC Marketsで出金できない原因と解決策
(1) 入金方法と出金方法が同一でない
(2) 本人名義ではない決済方法を使った
(3) 禁止取引・禁止行為を行っている

ここでは、上記のIFC Markets(アイエフシーマーケッツ)で出金できないトラブルが発生した際の原因と解決策をご紹介します。

先に解説した通り、IFC Marketsで出金拒否はありません。

とは言え、ユーザーが悪質な禁止取引を行った場合は、金融ライセンスの規制もあるため、IFC Marketsは不正取得した利益を出金拒否する可能性があります。

あくまで、ユーザーが違反した場合の正当な理由がある出金拒否になるため、IFC Markets限らず他社でも同じです。

また、出金にもルールがあるため、ルール通りの出金方法でなければ、出金拒否と同じく出金できないといったトラブルに合う可能性があります。

(1) 入金方法と出金方法が同一でない

IFC Marketsの口座から出金する際は、口座への入金で使った同じ出金方法を利用しなければなりません。

なぜなら、入金と出金で異なる決済手段や送金手段を利用することは、犯罪行為で得た現金の出所を隠す「マネーロンダリング」に繋がってしまうからです。

IFC Marketsは、複数の金融当局から管轄されており、アンチマネーロンダリングの体制を徹底しなければなりません。

例えば、入金でオンラインウォレットを利用した場合は、同じオンラインウォレットへ必ず出金をリクエストしましょう。

(2) 本人名義ではない決済方法を使った

IFC Marketsのアカウントと同一名義でない決済方法や、アカウントに登録した名義と実際の利用者が異なる場合の入出金・利用がIFC Marketsでは禁止されています。

もし、本人名義でない決済方法を利用したことが発覚した場合には、IFC Marketsの利用規約上、出金拒否ができる権利があると明記されており、口座開設時に利用規約への同意確認もあります。

例えば、家族の名義のクレジットカードを使った入出金もIFC Marketsでは禁止されているため注意が必要です。

(3) 禁止取引・禁止行為を行っている

IFC Marketsでは、以下の禁止取引・禁止行為を行った場合は該当する不正取得した利益の出金拒否が行われます。

複数口座による両建て
裁定取引(アービトラージ)
レートエラー・接続遅延を利用した取引
ボーナスの不正取得を目的とした取引
窓(ギャップ)のみを狙った取引
公式の取引プラットフォームを使わないオートメーション取引

上記の禁止取引・禁止行為は、IFC Marketsに限らず金融ライセンスを受ける、ほぼ全ての海外FX業者でも同じルールが定められています。

禁止取引・禁止事項は行わないように徹底しましょう。

IFC Marketsの出金拒否 まとめ

今回は「IFC Marketsで出金拒否はある?どんな運営がされているのか信頼性を評価」のテーマでお届けしました。

国内外を問わず、FX業者を利用する上で一番恐ろしいのは稼いだ利益の出金拒否です。

本記事では、IFC Marketsを対象に出金拒否の実体を調査しましたが、運営会社が大手であること、そして世界的にも信頼性の高い金融ライセンスの管轄にあることが確認できました。

FX業者としてのサービスも透明性が高く、出金拒否なく安心して利用できるでしょう。

とは言え、日本語サポート体制など不安な部分も多いので、海外FX初心者の方は、XM Tradingなど日本人のスタッフが対応してくれる業者から利用するのがおすすめです。

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海外FX戦士の編集長:
森 栄一(もりえいいち)

記事は税理士歴10年以上の税理士が監修。もちろん海外FXの現役トレーダー。趣味は旅行と馬。最近はドラクエウォークにはまっています!

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