CFD(差金決済取引)の取引方法

現物株の取引方法で利益を上げる方法は、投資銘柄を購入し、それの価格変動によって得る利益がメインのトレード方法になります。
※現物株を所有している人は売りからエントリーすることが出来ます。

しかし、CFDでは現物を保有していなくても「買い」からも「売り」からも、エントリーが可能になっています。

例えば、投資銘柄がダウントレンドに有る時に、売りからエントリーをすることで想定通りに下落した所で買い戻しますと、エントリー時と手仕舞い時の差額が利益として得ることが可能なのです。

更には、CFDは株価指数や天然ガス・金・銀といった様々な銘柄に投資することが可能です。

そして投資する物によってスワップポイントや配当相当額を受け取ることができます。

今回は、そのCFDで利益を得る仕組みを知って稼ぐコツを解説いたします。

この記事で分かること

  • CFD(差金決済取引)の種類
  • CFD(差金決済取引)の仕組み
  • CFD(差金決済取引)で利益を得るために重要なこと

CFDの取引方法

CFD取引は「差額決済取引」を指し、証拠金を証券会社に預けて取引を行う取引方法です。

レバレッジを利用して取引するのが基本となるため、少額の資金で大きな投資をすることができます。
※レバレッジの利用は、リスクも大きくなりますので注意してください。

CFDには利益を得る仕組みが2通りある

CFDの取り扱い品目は非常に多く証券会社により異なりますが、数百種類用意されているのが普通です。

◆株価指数CFD:日経225・ニューヨークダウ・S&P500・ナスダックなど
◆株式CFD:米国個別株・日本個別株など
◆商品CFD:金・銀・原油・天然ガスなど

この中から取引銘柄を決めて、取引を始めることになります。

CFDで儲ける仕組みには「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」の2通りがあります。
先ずはこれらの仕組みを解説いたします。

キャピタルゲイン

キャピタルゲイン
上記画像は日経225の日足チャートです。

キャピタルゲインの取引はCFD(Contract For Difference=差金決済取引)の名称そのもので、「安く買って高く売る」その差額で利益を得る、或いは「高く売って安く買い戻す」その差額で利益を得る、その行為を言います。

それらのアクションを起こすのに、現物を持たずに行うことが出来ます。
更に、レバレッジを利用することで、少ない資金で大きな取引が可能です。

例えば、上記画像をご覧ください。
日経株価指数が27,158円だった時に「売り」、後に25,617円まで下落しています。

この下落時に決済(買戻し)をしますと1,541円の利益がでます。
エントリー時に、レバレッジを利かせてロット数を大きくポジションを保有していた場合は、より大きな利益を出すことが出来ます。

キャピタルゲインは、CFD取引において最も重要な利益を獲得する方法で、キャピタルゲインを狙っての投資が主目的になります。
※レバレッジを大きくし過ぎますと、思惑が外れエントリー方向と反対に進行した際に、損失も大きくなります。

インカムゲイン

各CFD業者によって貰える金額は異なりますが、取引している銘柄によっては毎日スワップポイントを得ることができます。

CFD業者によってはスワップポイントではなく金利調整額として付与するパターンもあります。
インカムゲインはキャピタルゲインに比べて得られる利益は少ないですが、確実に貰える利益になるので、ローリスクで利益を得ることができます。

CFD取引で重要なのは銘柄選び

CFD取引で利益を出すために大事なことは、銘柄を厳選することが1番重要と言っても良いと思います。

銘柄によって変動に特徴があり、相場の行方を予想しにくい銘柄も多々存在します。
銘柄選びをする際に気を付けておくべきことは、まず、長期チャート(週足・月足)を確認します。

右肩上がりを描いていれば、上昇トレンドに長期で進行していることになり、強い要因がない限りトレンド変換は簡単に起きることは無いです。
右肩下がりであれば、逆に下降トレンドの状態が長期に続いていることになります。

此方も、同じく相当強い要因がない限りはトレンドが続くと考えてよいです。

CFDで取引する銘柄の選択方法

CFDで取引する銘柄の選択方法
上記画像は8銘柄の月足を並べて表示しています。

  • 左側は貴金属のチャート:上段は金チャート・下段は銀チャート

金は右肩上がりの上昇トレンドで、現状は押し目下落中になります。
銀は下降トレンドが終わり、一旦上昇後にレンジから下落相場の初期段階です。

  • 右側4チャートは株価指数のチャート:日経225・ダウ平均株価・S&P500・ナスダック

株価指数4銘柄は、上昇トレンドの調整で下落中に見えます、いずれ押し目をつけて上昇します。
※日経225はデータが少ない為、チャートの表示を拡大して描画させています。

  • 右側は原油先物チャート:上段は原油チャート・下段はブレント原油先物

原油先物は非常に大きなスパンのレンジ相場の下降中で、ブレント原油先物は上昇トレンドの押し目に見えます。

CFDで取引する銘柄の選択方法2
上記画像は8銘柄の週足を並べて表示しています。

  • 左側は貴金属のチャート:上段は金チャート・下段は銀チャート

金は上昇トレンドからレンジ相場を経て、現状は下落トレンドの途中になります。
銀もレンジ相場を経て、現状は下落トレンドの途中になります。

  • 右側4チャートは株価指数のチャート:日経225・ダウ平均株価・S&P500・ナスダック

株価指数4銘柄は、上昇トレンドからの下降トレンドに転換した状態です。

  • 右側は原油先物チャート:上段は原油チャート・下段はブレント原油

原油先物とブレント原油先物は上昇トレンドから下降トレンドへの転換途中に見えます。
月足・週足から判断しますと、長期的に右肩上がりになっている銘柄になりますので、株価指数を扱うのが長期的な見通しを立てやすく、取引を開始するのに向いていると思います。

CFD取引のお勧め銘柄は株価指数

前項でチャートを見て紹介しましたが、CFD取引にお勧めの銘柄は株式市場の動向を代表する株価指数です。

株価指数は長期的にみて上昇している銘柄が多く、投資をするのに向いています。
また、市場参加者が多い為、イレギュラーな動きが起きづらく、価格変動が穏やかに推移します。

逆に、市場参加者が少ない銘柄の場合、投機筋などの大口が大きな資金を投入すると、価格変動が急激に発生し荒れた相場になりやすいです

株価指数の銘柄は証券会社により呼び名が異なる

株価指数の銘柄は数多くあり、証券会社により呼び名が違って表示されています。
今回はCFDで代表的な4銘柄を紹介します。

①日経平均株価(日経225)

②ダウ平均株価(NYダウ)

③S&P500

④NASDAQ100

日経平均株価(日経225)

日経平均株価(日経225)
日経平均株価は、東京証券取引所プライム市場(2022年4月1日までは第一部)に上場する約2,000銘柄の株式のうち取引が活発で流動性の高い225銘柄を、日本経済新聞社が選定した株価を一定の計算方法で総合し、数値化したものです。

証券会社により表記名が異なります。
XMTRADING:JP225Cash、TitanFX:JPN225、GemForex:JPXJPY

ダウ平均株価(NYダウ)

ダウ平均株価(NYダウ)
ダウ平均株価とは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均のことで、米国の株式市場の代表的な株価指数です。

アメリカ各業種の代表的な30銘柄により構成され、構成銘柄はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社により選出されています。

こちらも証券会社により表記名が異なります。
XMTRADING:US30Cash、TitanFX:US30、GemForex:DOWUSD

S&P500

S&P500
S&P500(S&P500種指数)は、米国の代表的な株価指数の1つです。
S&P500は米国株式市場全体に対し約80%の時価総額比率を占めており、米国市場全体の動きを概ね反映していると言えます。

こちらも証券会社により表記名が異なります。
XMTRADING:US500Cash、TitanFX:US500、GemForex:S&PUSD

NASDAQ100

NASDAQ100
ナスダック100指数は、ナスダックに上場する、金融銘柄を除く、時価総額上位100銘柄の時価総額加重平均によって算出される株価指数です。

こちらも証券会社により表記名が異なります。
XMTRADING:US100Cash、TitanFX:NAS100、GemForex:NASUSD

CFD(差金決済取引)の取引方法まとめ

今回は、CFD取引をする際に重要なポイントになる、銘柄の選び方を書いてきました。

此処でのお勧めは株価指数4銘柄の詳細を書きましたが、実際には株価指数だけでも紹介した数倍の銘柄がありますので、チャートを見てチャンスが有ればトレードをされて見ると良いと思います。

レバレッジの利用には注意して、実行レバレッジ5倍以内で押さえることをお勧めいたします。
次回は、株価指数の具体的な取引方法を書いて行きます。

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海外FX戦士の編集長:
森 栄一(もりえいいち)

記事は税理士歴10年以上の税理士が監修。もちろん海外FXの現役トレーダー。趣味は旅行と馬。最近はドラクエウォークにはまっています!