CFD取扱業者の選び方

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CFD取引は以前の記事で説明しましが、「Contract For Difference=差金決済取引」になります。

CFDは現物を伴わない売買となり、買った時の価格と売った時の価格の差額だけをやり取りする取引です。

では、取引する相手は誰とするのだろうと、疑問を持たれると思います。
CFDの取引相手は証券会社(FX業者)になり、私たち個人投資家との相対取引です。

相対取引の良いところは、いつでも売買注文が成立できるところに有ると思います。

しかし、価格(レート)を提示している証券会社(FX会社)が取引相手になりますので、口座開設をするCFD取扱業者は慎重に決めないとなりません。
今回は、どの様なCFD取扱業者を選ばれた方がお得なのかをご案内いたします。

この記事で分かること

  • CFD取扱業者ごとのスプレッドの違い
  • CFD取扱業者の選び方
  • 国内FX業者と海外FX業者はどちらがいいのか

CFDの特徴

CFD取引の特徴は下記の項目になります。

CFD取引の特徴

①CFDは実際の株券の遣り取りをしないで、株価売買の差額だけの取引
②CFDは証券取引所や他の投資家は関係なく、口座開設した証券会社との相対取引
③CFDは「売り」と「買い」の価格差(スプレッド)が証券会社の手数料になる
④CFDの取引は下げ相場の場合に、売から入ることが出来る
⑤CFDはレバレッジを利用して少ない資金で大きな取引が出来る

現物株取引とCFD株取引の仕組みの違い

現物株取引とCFDで株を取引する場合の違いを比較して説明をしていきます。
現物株取引とCFD株取引の仕組みの違い

  • 現物株の注文の仕組み

「買いたい顧客」が証券会社に買注文を依頼します。
⇒証券会社は証券取引所へ注文を出します。
⇒証券取引所には「売りたい顧客」から依頼を受けた証券会社の売注文があります。
⇒ここでマッチングすることで売買が成立します。
注)現物株取引では購入時に「売買手数料」が掛かります。

CFDの注文の仕組み

  • CFDの注文の仕組み

「買いたい顧客」が証券会社に注文を出します。
⇒証券会社は別の証券会社(第三者の金融機関)へ買い注文(カバー取引)を出します。
注)CFDでは売買手数料は有りませんが、「売値」と「買値」のスプレッド差が証券会社への手数料です。
注)CFDは「オーバーナイト金利」と呼ばれる証券会社への金利支払いが発生します。

CFD取扱業者の選択

CFDを取引するためには、証券会社に口座を開設しませんとトレードが始められません。

国内海外FX会社、各社取扱品目に多少の違いはありますが殆どの業者がCFDを取り扱いしております。

ここでは、国内FX会社・海外FX会社と無数に存在しますので、どの会社でCFDをするのが向いているのかを調査しました。
選択の基準はスプレッド(手数料)・レバレッジ・取扱品目でまとめました。

スプレッド&取引手数料比較

 ※スプレッド手数料は銘柄・状況により変わります、記載は一例です。

証券会社名 株価指数 株式 商品
XMTRADING
(エックスエム)詳細
○NYダウ 5.0pips
S&P500 1.2pips
日経225 24.0pips
◎金 0.20pips
銀 0.03pips
WTI原油0.04pips
ブレント原油0.05pips
天然ガス 0.04pips
GemForex
(ゲムフォレックス) 詳細
○NYダウ 5.1pips
S&P500 7.0pips
日経225 1.0pips
○金 3.6~4.0pips
銀 3.0~3.6pips
WTI原油2.2pips
ブレント原油2.1~2.2pips
iFOREX
(アイフォレックス) 詳細
○NYダウ 5.6pips
S&P500 0.89pips
日経225 16.4pips
Apple 16.0 pips
Amazon 426 pips
アメリカン航空 1.4 pips
アルトリア5.1 pips
ギャラクティック40.3 pips
NVIDIA 39.0 pips
✕金 8.0pips
銀 2.0pips
WTI原油5.0pips
ブレント原油5.5pips
天然ガス 0.36pips
TitanFX
(タイタンエフエックス) 詳細
◎NYダウ 2.4pips
S&P500 0.5pips
日経225 8.0pips
◆MT5口座のみ
AMD0.8pips
Adobe5.8pips
Amazon21.8pips
Apple0.5pips
◎金 2.11pips
銀 2.01pips
WTI原油0.57pips
ブレント原油0.59pips
AXIORY
(アキシオリー) 詳細
○NYダウ 3.0pips
S&P500 0.8pips
日経225 15.0pips
AMD 0.026pips
Adobe 0.608pips
Amazon 21.8pips
Apple 0.069pips
○金 3.3pips
銀 3.0pips
WTI原油0.4pips
ブレント原油0.4pips
天然ガス 1.0pips

レバレッジ比較

証券会社名 株価指数 株式 商品
XMTRADING
(エックスエム)詳細
○66.7倍~200倍 ◎金1000倍
銀400倍
GemForex
(ゲムフォレックス) 詳細
○NYダウ 100倍
S&P500 100倍
日経225 200倍
△原油66倍
iFOREX
(アイフォレックス) 詳細
○NYダウ 200倍
S&P500 200倍
日経225 200倍
○5倍~20倍 ○金・銀・白金200倍
パラジウム・原油100倍
天然ガス66倍
TitanFX
(タイタンエフエックス) 詳細
◎500倍 ◎20倍固定 ◎500倍
AXIORY
(アキシオリー) 詳細
○100倍 △5倍 ✕20倍

取扱品目

証券会社名 株価指数 株式 商品
XMTRADING
(エックスエム)詳細
△JPN225・NAS100
US30・US500
他14銘柄
◎貴金属4種
エネルギー5種類
コモディティ8種類
GemForex
(ゲムフォレックス) 詳細
✕10銘柄
ASX200・CAC40
DAX30・DJ30
Euro50・FTSE100
HangSeng50・Nikkei225
NASDAQ100・S&P500
△貴金属
XAG/USD・XAU/USD
エネルギー
BRT/GBP・WTI/USD
iFOREX
(アイフォレックス) 詳細
◎JPN225・NAS100
US30・US500
他35銘柄
◎米国株269銘柄
日本株103銘柄
◎原油・金・銀等20銘柄
TitanFX
(タイタンエフエックス) 詳細
○JPN225・NAS100
US30・US500
他21銘柄
○MT5口座のみ
Amazon・Apple
他100銘柄
○貴金属
XAU・XAG・XPT・XPD
エネルギー
XTI/USD・XBR/USD
AXIORY
(アキシオリー) 詳細
✕JPN225・NAS100
US30・US500
10銘柄
△米国株78銘柄 △貴金属4銘柄
エネルギー5種類

お勧めのCFD取扱会社

お勧めのCFD取扱会社
前項でCFD取引に対応している各社のスプレッド・レバレッジ・取扱銘柄を一覧表でまとめて紹介しました。
お勧めのCFD取扱会社を選ぶに際して、重要な項目を挙げておきます。

①取扱銘柄の数で選ぶ

②レバレッジで選ぶ

③取引手数料・スプレッドで選ぶ

取扱銘柄の数で選ぶ

1位iForex、2位TitanFX、3位XMTRADINGの順番になります。

取扱銘柄は圧倒的に、iForexが多いです。
株式CFDのトレードを考えている方は、上記の証券会社から選ぶことをお勧めいたします。

レバレッジで選ぶ

レバレッジを利用することで、少ない資金で大きな取引が可能になります。

1位海外証券会社、2位国内証券会社になります。

国内証券会社はレバレッジが同じになりますので優劣は付けられませんので、ここは海外証券会社での選択になります。

海外証券会社ごとに順位を付けてみます。
1位TitanFX、2位iFOREX、3位XMTRADING、4位GemForex、5位AXIORY

レバレッジの利用は思惑通りに価格が変動しますと、ハイリターンになりますが、思惑と反対方向に変動しますと、ハイリスクとなり最悪の場合はロスカットになってしまいます。

取引手数料スプレッドで選ぶ

スプレッドに関しましては、株価指数・商品の銘柄を見ますと、国内証券会社と海外証券会社に大きな差は無いです。

株価指数ニューヨークダウのスプレッドでランキングを付けました。
1位TitanFX、2位AXIORY、3位XMTRADING

CFDを国内業者と海外業者どちらでやる方が良いか?

下記条件で比べて行きます。

①レバレッジ
②スプレッド
③税金
④ゼロカット制度
⑤安全性

レバレッジ

レバレッジに関しましては、前項でも調査結果を書きましたが、圧倒的に海外業者に軍配が上がります。

レバレッジは梃子の原理を意味しますので、支点をずらすと小さな力で大きなものを動かせるように、少ない資金で大きな資金を扱えるようにする仕組みです。

実行レバレッジを大きくし過ぎますと、リスクも大きくなりますので注意しましょう。

スプレッド

スプレッドも前項で調査結果を書きましたが、CFDでは国内・海外どちらも大きな差は無いです。

海外業者ですと、ゼロスプレッド口座やナノスプレッド口座を用意している業者もあります。

税金

国内業者は一律(申告分離課税)20.315%

海外FXは累進課税15%~55%(所得税+住民税)

国内業者は3年間の損益の繰り越しが出来ます。

国内FX業者と海外FX業者の税金はどちらが有利か?

・課税所得(本業所得+トレード益)が195万円以下の場合は海外業者15%ですのでメリットが有ります
・330万円以下の場合は税率約20%になり、国内業者・海外業者どちらでも同じです
・330万円を超えた場合は国内業者の方がメリットはあります
・海外業者:~695万円までは30%、~1800万円までは43%、~4000万円までは50%、それ以上は55%の課税になります

CFDトレードで稼げる人は国内業者の方が断然メリットはあります。

ゼロカット制度

ゼロカット制度は海外業者のみに適用されている制度です。

暴騰暴落時などの急な変動に対して、業者のサーバーが応答できずに口座資金を超えて残高がマイナスになる危険があります。

国内業者の場合は「追証=借金」となってしまい証券会社から返済を求められます。
海外業者の場合は「ゼロカットシステム」が作動して、口座残高を0円に修正してくれます。

安全性

安全性は圧倒的に国内業者の方が良いです。

国内業者は金融庁の許認可を得て営業をしており、企業規模も大きな会社が殆どになります。

海外業者も海外現地の監督官庁の認可を得ている会社が殆どですが、日本での認可を受けることは出来ません。

海外業者の場合、入金は「送金代行業者」を通じて直ぐに反映するシステムですが、出金は海外から日本の銀行への出金になりますので、一週間程度の日数と「リフティングチャージ」や「着金銀行受け取り手数料」などのお金がかかります。

「bitwallet」や「STICPAY」を使う海外業者は増えてきました。

国内業者の入金対応は「即時入金」の業者が殆どで、出金も翌日には指定口座へ出金されます。

手数料は無料です。

CFD取扱業者の選び方まとめ

CFDトレードをする上でお得になる取扱業者にランキングを付けて紹介しました。

選択基準は「取扱銘柄の数」「手数料スプレッド」「レバレッジ」毎に比較しました。

ご自身の目的に合う、業者をお選びください。

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海外FX戦士の編集長:
森 栄一(もりえいいち)

記事は税理士歴10年以上の税理士が監修。もちろん海外FXの現役トレーダー。趣味は旅行と馬。最近はドラクエウォークにはまっています!

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