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FXトレードをする際には、トレード初心者もプロトレーダーも、必ず注文数を決めないと取引が始められません。
注文を出す数量の事をロット(Lot)といいます。
ロットは取引口座(FX業者)によって、取り扱う単位が異なっていますので、注意をしないとなりません。
2000年代初めのFX業者(取引口座)は、1ロットは10万通貨に設定されているのが当たり前でした。
しかし現在は、1ロットを1万通貨に設定しているFX業者(口座)、更には1000通貨を1ロットに設定しているFX業者(口座)も多数存在する様になりました。
1ロット10万通貨と1000通貨では、必要証拠金・余剰証拠金・証拠金維持率などの資金管理が大きく違って来ますので、確りと認識して注文を出さないとなりません。
今回は、トレードをする際に出す注文ロット数を増やす方法を解説します。
この記事で分かること
- ロット数量とレバレッジの関係
- 取引ロットを安全に増やす方法
取引ロット数を増やすとは?
FXは「Foreign eXchange=外国為替証拠金取引」の略になり、証拠金をFX業者に預入、差金決済による通貨の売買を行なう取引を言います。 FXトレードを行う際には、レバレッジをかけて預入証拠金以上の取引を行い、収益拡大を目指します。 当然のことですが、レバレッジをかけてロットを増やし、トレードが成功しますと収益も大きくなります。 レバレッジが存在する限り、ポジションのロット数を大きく保有すること自体は簡単です。 しかし、トレードが失敗に終わりますと、ロット数を大きくした分だけ損失も大きくなり、場合によっては口座資金が無くなってしまう危険性もあります。 ロット数を増やすという作業は、単純ですが安全にトレードをする為には、精通したテクニックも必要となります。 ロット数を増やしトレードに必要なテクニックを書いて行きます。
差金決済とは?
現物の受渡しを行わずに、売買価格差による差金の授受のみを行う金融商品です。
レバレッジとは?
レバレッジ(Leverage)は、「梃子の原理」を利用して、自己資金が少ない投資家でも、FX業者の資金をレバレッジとして一時的に借り入れ、大きな取引金額を動かせるようになります。
ロット数量とレバレッジの関係
ロット数量を大きくした取引をする為には、預入資金を増やす方法とレバレッジを大きく効かせる方法が有ります。 1ドル100円の場合のロットと証拠金の関係を書いておきます。
1ロット・・・1万通貨(100万円)
預入証拠金・・・100万円
ロスカットレベル・・・50%未満
1ロット(1万通貨)保有1ドル=100円場合 | ||||
---|---|---|---|---|
レバレッジ | 1倍 | 25倍 | 200倍 | 500倍 |
必要証拠金 | 100万円 | 4万円 | 5000円 | 2000円 |
維持率 | 100% | 2500% | 2万% | 5万% |
最大保有数 | 1ロット | 25ロット | 200ロット | 500ロット |
最大取引金額 | 100万円 | 2500万円 | 2億円 | 5億円 |
1円(100pips)上昇 | 1万円 | 25万円 | 200万円 | 500万円 |
ロスカット | 無し | 97.96円 | 99.75円 | 99.90円 |
※上記表の解説
FX業者に預ける証拠金が同じ100万円でも、レバレッジを利用しませんと100万円の取引しか出来ません。
レバレッジ500倍が使えますと、5億円の取引が可能になります。
1円(100pips)上昇しますと、レバレッジ1倍の場合1万円の利益ですが、500倍のレバレッジの場合は500万円の利益になります。
下落した場合、レバレッジ1倍はどれだけ下落しても維持率は100%のままになりますので、ロスカットされることは有りません。
レバレッジ500倍の取引では、わずか10pipsの下落で維持率が50%になりロスカットされてしまいます。
このように、レバレッジを効かせたトレードは大きなリターンが望めますが、リスクも大きいことが分かります。
FXの場合は、ロスカットされなければ価格は必ず戻ってきますので、毎日スワップポイントを受け取り気長に待つ戦略も取れます。
実効レバレッジの計算方法
フルレバ取引は危険で有ることを書いてきました。
トレード中にレバレッジを、どれだけ利用しているのかを把握しておく必要が有ります。
実効レバレッジの計算式
-
実効レバレッジ=ポジション評価額÷有効証拠金
-
ポジション評価額=現在の交換レート×取引数量
-
有効証拠金=口座資金+評価損益
※決済通貨が外貨の場合は対円レートに変換します
※実効レバレッジ=(現在のレート売×証拠金該当枚数)/(口座合計+合計評価損益)
※実行レバレッジが低いほど(一桁台)、安全な運用になります。
取引ロット数とメンタルへの影響
前項で、ロットを増やすとリターンは大きいが、リスクは更に大きいことを書きました。
実際にロットを増やしてトレードするとメンタル面にはどのような影響が出るのかを考えて見ます。
取引ロット数とリスクの関係を表にしました。
1ドル=100円 預入証拠金=100万円
下落pips | 1ロット 資金比率 | 10ロット 資金比率 | 30ロット 資金比率 |
---|---|---|---|
10pips(10銭)下落 | -1,000円 0.1% | -1万円 1% | -3万円 3% |
30pips(30銭)下落 | -3,000円 0.3% | -3万円 3% | -5万円 5% |
50pips(50銭)下落 | -5,000円 0.5% | -5万円 5% | -15万円 15% |
100pips(1円)下落 | -1万円 1% | -10万円 10% | -30万円 30% |
上記表により損切基準を判断します。
損切の許容数は資金比率2%以下に設定することが望ましいです。
1ロットトレードでは、100pipsの下落で資金比率は1%ですので、大丈夫です。
10ロットトレードでは、20pips下落でロスカット設定しないとなりません。
30ロットトレードでは、7.5pips下落でロスカット設定しないとなりません。
含み損が万の単位になりますと、中々損切はし辛くなるのが人の心理では無いでしょうか?
小ロットトレードでは勝てていたトレーダーが、大きなロットになると平常心を失い、トレードルールが守れなくなるという話はよく聞きます。
極端に、損切や利食いが早くなる、或いは損切が出来ず、塩漬けになってしまうなどの現象です。
ロット数を増やしても、損切設定だけは忘れずに入れましょう。
取引ロット数を安全に増やす方法
ロットを増やすことは、上記で書きましたが大きなリスクを背負うことを覚悟してトレードをしないとなりません。
リスクを少なくして、大きなロットでトレードする方法を書いて行きます。
トレード方法を下記に記します。
①初めに小ロットで様子見エントリーをし、トレンドに合わせてピラミッディングでロットを増やします。
②スキャルピング(大ロット・小利確損切)
③指標トレード
ピラミッディングでロットを増やす
始めは小ロットで様子見エントリーをし、利益が乗ってきた所でピラミッディングでロットを増やします。
1回目のエントリーは、RCIのラインが3本クロスした所を、3Lotで様子見エントリー。
2回目は押し目買いで5Lotエントリー
3回目と4回目はRCIの短期ラインが極端に下がった所で5Lotエントリー
合計18LotエントリーでRCI3本が高値でクロスしたポイントでクローズし630pipsの取得になります。
注)ロスカット設定は上昇に合わせて移動して下さい。
スキャルピング(大ロット・小利確損切)
チャート上を右クリックして、「板注文画面」を表示させます。
新規注文10Lot(10万通貨)に対して「T/P」(利益確定決済注文12pips)と「S/L」(損切設定注文6pips)を同時に出します。
損切は6,000円に対して、利確は1.2万円の設定です。
後は、板注文画面の「売り」「買い」をクリックするだけです。
1分足チャートにサポレジラインとトレンドラインを引いて置き、エントリーチャンスが来たら結果を待たずにポジションを持ちます。
指標トレード
重要な経済指標発表時(米国雇用統計やFOMC政策金利発表)に大きなロット数でエントリーします。
トレード方法を説明します。
レバレッジ1000倍のFX業者2社に5万円入金します。
重要な経済指標発表に合わせて、「A社50Lotロングエントリー」・「B社50Lotショートエントリー」をします。
海外FX業者は0カットシステムを採用していますので、損失は5万円で収まり、利益は30pips上昇(下降)しますと、獲得益は15万円になります。
5万円の損失に対して、15万円の利益ですのでリスクリワードは1:3となり、「損小利大」になります。
更に、40pips・50pips・100pipsと進行しますと利益は大きく伸びます。
注1)指標トレードを禁止しているFXブローカーも有ります。
注2)異業者両建てを禁止している業者も有ります。
注3)フルレバ取引で数pipsの振れ幅でロスカットされると、利益につながりませんので調整してください。
FXで取引ロット数を上手に増やす方法まとめ
FXで利益を伸ばすには、長時間保有して獲得pipsを大きくするか、取引ロット数を多くして獲得額を大きくする選択肢になります。
ただ闇雲にロット数を大きくしますと、損失も大きくなりますのでトレード方法を十分に検討してから行ってください。
大きなロット数でトレードし、失敗になった時は致命傷にならないうちに損切して次に備えましょう。
小ロットで暫くトレードを続け、トレード資金が増えたら再度、大きなロット取引をするといいです。
森 栄一(もりえいいち)
記事は税理士歴10年以上の税理士が監修。もちろん海外FXの現役トレーダー。趣味は旅行と馬。最近はドラクエウォークにはまっています!
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